
天皇陛下と皇后さまご臨席のもと、社労士制度50周年記念式典が12月2日に東京で開催され、末席ながら私も参加しました。
内閣総理大臣はじめ衆参両議院の議長、最高裁判所長官、厚生労働省大臣からご祝辞をいただき、特に天皇陛下からは「この国を支える働く人たちのためにこれからもいっそう力を尽くしてほしい。」とのお言葉を賜り、この仕事を選んで本当に良かったと思い誠に感無量でした。社会保険労務士も当初は知名度もなく、企業訪問の際には当時の諸先輩方には大変ご苦労をされたようにも聞いております。
社労士制度50周年を記念した切手シートも発売され私も郵送物になどに活用しています。全国各県で50周年の記念講演や個別相談会が行われるなか、6月には働き方改革関連法も成立し、その中で社労士の役割もいっそう期待されていることを実感しています。
私にとっても大きな節目を迎えた想い出に残る一年でした。17年前に縁故も基盤も全くないまま思い切ってこの道を選び、なんとか今日まで続けさせていただいているのも皆様とのご縁の賜物です。40年前に県外の仕事仲間から聞いて興味を持った「社労士」という資格。それが今日までつながっていることに感慨深いものがあります。
日経新聞の一面広告「人を大切にする。当たり前のことが、当たり前であるように」に象徴されるように「人を大切にする」専門家としてのきっかけは、やはり「人と人との縁」でした。来年も皆さまには何卒よろしくお願い申し上げます。