26年度予算の関係で2月中限定だった厚生労働省の育休復帰支援プロジェクト。予定件数を大幅に超えてて申込みが集中したため、3月第1週まで企業への訪問活動が延長されました。26年度内での申込みは締め切られましたが、27年度もこの事業は行われるようです。
日曜日の休日を返上して今日も育休復帰支援プランナーとして企業訪問の任務を遂行しました。
高知市から車で1時間30分程度。高知県の山間にある津野町は旧葉山村と旧東津野村が平成17年に合併し誕生しました。その東津野地区にある企業様の育休復帰プラン作成のご支援をさせていただきました。
県内にある過疎地域同様に人口が減り続けていて1980年頃には3千5百人あったのが今や2千人に。現在もしかしたら2千人を切っているかもしれません。
高知県は少子高齢化の典型的モデル県で1980年当時から10万人も人口が減っています。人口がこれだけ減っているのですからどんな商売も難しいワケです。また訪問した企業様からも働くひとの雇用確保も難しいという悩みがありました。
こうした難しい課題を背負っているのが地域の実情です。そのような中で貴重な子供の育児を仕事と両立して出来るように会社ぐるみ、地域ぐるみで応援するためにこの制度を是非とも活用していただきたいと切に思いました。全国津々浦々同じような悩みや課題を抱えている地域はもっとたくさんあるでしょうね。
貴重な人口減少に歯止めをかけるためにも、この育休復帰支援プロジェクト。過疎地域こそ必要とされているのではないでしょうか。