労使間のトラブル対策
1、労使間のトラブルの未然防止
就業規則では労働者の労働条件が規定されるとともに、労働者の権利と義務が明確になります。これにより良好な労使関係、職場秩序の確立ができます。
2、労使間のトラブルの事後対応
労働問題がこじれた場合には、就業規則でどのように定められ周知されていたかが重要な判断基準になり、万が一という時に会社を守る盾になってくれるのです。
3、就業規則はもろ刃の剣にも…
就業規則は労働者だけでなく、会社もその内容を守る義務があります。ですから、作成・変更については細心の注意をはらう必要があります。判例等によれば、就業規則や諸規程で定められた賃金や退職金などの条件を低下させるといった行為は不利益変更にあたり、高度の必要性に基づいた合理的な理由が求められます。
助成金の申請にも役立ちます!
厚生労働省関係の助成金(返済不要)には、支給要件に見合った内容を定めた就業規則の作成届出が必要な場合もあり、就業規則の果たす役割はますます重要となっております。
社員のモチベーションアップにつながります!
あまり良く知られていないことですが、就業規則を整備すると、会社の業績がアップすることが少なくありません。内容に不備があるために、その対策に余分な労力を取られる会社は伸びていくことは難しいでしょう。逆に言うと、余計な労力を取られなくてもよい会社は、業務に専念することができ、社員の会社に対する信頼も増し、発展していきます。
それに加え、社員のヤル気を引き出す方法はいくらでもあるのです。
『会社を守る就業規則』の次は、『会社をより良くする就業規則』の作成をお勧めします!就業規則を整備して会社を今以上に発展させるのです!
従業員のヤル気をどのように引き出すか?それは、会社の数だけ方法があるはずです。社長とお話をさせていただき、そこでヒアリングした内容を基に会社をより良くするための就業規則について考え、社長を人事面からサポートさせていただきます。